さて、じゃあ次は
「自分の実力以上のことを、頑張って考えて、達成しようとしているとき」
を、どうやって、あまあまな人間という生き物である僕自身に課せるか、だ。
こないだ、新島にサーフィンに行ってきた。
湘南とか千葉でしかほぼしないから、波が良すぎてアホほど楽しかった。
と同時に、「そりゃうまくなるわ」って思った。
だって、めちゃくちゃいい波がバンバン来るんだもんね。
ずるいわ。あんなところ。
ギターでも、なんでも一緒。
高いギターは、安いギターよりも弾きやすくこだわられて作られている。
明らかに音色もいいから、弾くときに気がつくポイントが増える。
いいギターがいつでも弾ける環境にある人はうまくなる。
大学受験の勉強をしていたときもそうだ。
あれは異常だ。異常すぎる。
毎日の12時間くらい/24時間を2年間くらい。勉強にあてる。
勉強しない日なんて考えられなかった。周りがみんなそうしているからだ。
あれはモチベーションとかじゃない。
やらねば気持ち悪い、というか、やるのが普通という環境の為せる技だ。
あと2個だけ。
本を読んでて、書いてあったこと。
東大生の両親は世帯年収が高い、という話。
その本で、これは遺伝が大きな要因と書かれていたが、
もちろんそれもあるんだろうけど、
知能が高い両親がいる環境がなにより大きいと思う。
クリリンがなんで地球最強になれたか?
宇宙でも最強レベルに上り詰めてきた悟空たちと修行してたからだ。
人の成長は、自分以外の要因で大きく左右される。
つまりは「環境」だ。
なので、ここでの答えは非常に簡潔。
「実力以上の環境」に身を置くんだ。
鉄人でも無い限り、
「自分の実力以上のことを、頑張って考えて、達成しようとしているとき」
なんて、そうそう自分から日々作り出せるものでもない。
「がんばろう」って思っている時点で、その頑張りは続かない。
なにか成し遂げたくて、現状に成長実感がないなら、
目の前の仕事を点で頑張るんじゃなくて、
環境を「実力以上の場」に変えることにフォーカスしたらよい。
これで僕は頑張らざるを得なくなる。
じゃなきゃ、頭のいい人たちが考えた意味のない、
面白おかしいコンテンツに、
僕は時間も金も搾取されていくだけの廃人だ。
あせるね。これは。
改めて当たり前だが、ここにつきるな。