社会人になって、我流軸なりにも、
人の良いところを盗んだりなんだりで、
社内にもちょっとずつ認められるようになった。
ほんで、後輩を見るようになった。
十人十色。
簡単じゃない。
正しいことを言っても、動けないときもある。
できる限り本質的なことを伝えると、
逆に、具体的なイメージがつかなかったり。
いろんな人がいろんなことを言う。
「大事なのは目標設計だ」
「先輩の時間をできる限り使うこと」
「成長体験をつむこと」
「そかく即レス」
etc...
特に、こういうことを自信をもってパッと言える人は、
これで何人もの後輩を育ててきたんだろう。
OK。きっと全部ただしい。
というか、たぶん、本質的なことは全部同じことをいっている。
僕は、自分のためにならないことはしない。
そこまで暇じゃない。
いい意味でも、悪い意味でも、どれだけ遠回りでも、
可能性が限りなく0に近くても、見返りを考えて動いている。
育成を考えることは、自分自身の成長のためになる。
今後も育成を考えることはあると思う。
だから、真剣に考えているなかで、
ふと思った
「人が成長する時」ってどんな時だろう?
さて、やっと本題。
こういう時、最終的には、
自分のことを振り返ることしかできないんだなあ。
本で読んで、人の話をきいて得られるそれは、
頭で想像できるだけで、自分の足で歩いてきた道じゃない。
ゲームじゃないから、数値ではみれないから難しいが、
僕の場合は、
・圧倒的に時間が足りないとき
・番組企画を深夜まで考えまくっていた時
・先輩からアドバイスをもらう時
・キャパを超えるなにかをしている時
・とても自分に対して苦いと感じる時
・誰かを深く傷つけた時
・圧倒的に頑張っているやつと出会った時
・人に見られている時
・自分より経験値のある誰かと一緒に働いている時
・新しいことをするとき
なんかいろいろある。
僕は考える体力が乏しいから、
このあたりで、ちょっと飽きてくる。
が、今日はもうちょい頑張ってみよう。
上をみていると、
成長しているときってのは、
当たり前っぽいが、
「自分の実力以上のことを、頑張って考えて、達成しようとしているとき」
なんじゃないか?
お。ぽいぞ。
分析してみよか
===
・圧倒的に時間が足りないとき:いままでのやり方じゃだめ。どうしよう?って脱皮しようとしている
・番組企画を深夜まで考えまくっていた時:番組を成功させないといけないから、できなかったけど、義務的に、強迫観念的にめちゃインプットしてたな
・先輩からアドバイスをもらう時:現状うまくいかないから、聞くんだよね
・キャパを超えるなにかをしている時:そのまま
・とても自分に対して苦いと感じる時:現状うまくいかない自分に対して思うこと
・誰かを深く傷つけた時:もっといいやり方あったんじゃないか?って猛省する
・圧倒的に頑張っているやつと出会った時:階段あがっているそいつをみて、自分もがんばらんと、って思う
・人に見られている時:できない自分をみせたくないから、できるように頑張る。見栄っ張りでかっこつけだからね
・自分より経験値のある誰かと一緒に働いている時:これも、自分も足手まといになりたくないし。あと、「あ、もっとできんのか。こいつができるんだから、俺にもできるっしょ」ってたいてい思う
・新しいことをするとき:できるやつの頭のなか、体の使い方を教えてもらって、できなかったことをなる早でできるようになりたいタイプ
===
うんうん。
だいたいずれてない。
自分が成長する時は、
「自分の実力以上のことを、頑張って考えて、達成しようとしているとき」
だ。
人もそうだと仮定しよう。
だいたいそうだろ。たぶん。
今の自分ができることをしていても、成長するのは年齢という分母だけで、
スキルとか、中身などの分子がそのままなら、トータル退化。余裕で退化。
分子は自分ががんばらんと大きくならんのよ。
さて、じゃあ次は
「自分の実力以上のことを、頑張って考えて、達成しようとしているとき」
を、どうやって、あまあまな人間という生き物である僕自身に課せるか、だ。
次回へ続く。