先日、こんな記事を読んだのですが、
仕事でついてきてくれる部下の好意を、恋愛的に「好かれている」と勘違いしてしまう上司の話でした。
仕事面以外では、モテてこなかったのかね?
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なぜリーダーは、部下の好意を「勘違い」するのか
https://newspicks.com/news/5060047/body/
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なーんか全体的に勘違いしている、というか、
上の記事みたいに「仕事」「恋愛」を混合するように、
ごっちゃで考えている状況が多いような気がしている。
これから自分もいろんな立場で上に立つことが多くなるだろうから、
自戒の念も込めて書きたいなと。
人間の上下を決めるのは何だろ?
・年齢
・収入
・資産額
・学歴
・社歴
・容姿
・性格
・スポーツ能力
・地頭の良さ
・身長
・感性
・経験
・健康
・生まれ
etc...
いろんな指標があるし、
あなたにとって、何を重要視するかがまるっきし違う。
いろんなところで、人は比較をされます。
これは当たり前。
より良い遺伝子を残すために、
自分の中の本能というケモノは、そこに敏感&猛烈に突き動かされるよう
インプットされているから。
身の回りであるあるだと思うけど、
たとえば
① 仕事の上司
たしかに、その環境が長いし経験もある。学ぶことは多いかもしれない。
ただそれだけの状況で先輩を理由に、
「人として」上に立ったつもりでいるなら、
まじで上下から遠いどこかの次元に飛んで行ってほしい。
ちょっと早く生まれたからって偉くなるわけがない。
幸いにもそういう人は僕の周りに少ないが、
そういう人の考えていることは言動にでる。
② お金持ち
これもそう。
「お金」という項目は生きる上でとっても重要。
だから、これで比較する人が多いのも納得。
けど、お金があるから「相手よりも自分が上だ」と思っているなら、
これはまた違うんだよなあ。
その資産を生み出すことはすごいんだけど、それだけでは人として偉くない。
上の項目で、たしかに「一時的」な上下が決まる。
が、「本質的」な人の上下を決められるものなんて無い。
「負け犬の遠吠え?」って言う人もいそうだけど、
それは表層的すぎやしませんか。
強いていうなら、
多くの人がものさしにしそうな「地位」や「お金」を今後持ち始めた時の
自分に対して、こんな他人の不明瞭なものさしに負けてほしくない。
福沢先生の言う通りだと思っている。
本質的な人の可能性、価値は等しい。
だから、人にはものさしに関係なく対等に、
そして謙虚に遠慮なく接していきたいと思う。
不思議と、僕の尊敬する人は皆そういう人たちなんだよなあ。