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20代前半のうちに "考える" クセ付けとこう

営業の仕事とはなんたるか

営業職に異動して丸1年がたったので、備忘録としてまとめておく。
いろんな人から話を聞いて、自分の感覚をすり合わせて、一番ピンときたのがこの考え方。
 

 
営業に限らずだとおもうが、極論、
・相手を好きになれるか
・自分を好きになってもらえるか
が、根本にあるとおもう。
 
 
営業には
「説得(論理)」と「納得(感情)」
が、ポイントになると思う。
(Hさん、ありがとうございます)
 
 
論理を伝えれば、「なるほど」と、受け手はメリットを理解できる。
これが "説得" できている状態。
でも、これじゃまだ受け手は動けないことが多い。
 
なぜなら、人は感情に突き動かされる生き物でもあるから。
 
仮にAさん Bさんの2人が全く同じものを買ってほしいと差し出したとして。
Aさんと仲がよいとしたら、ほぼAさんから買うだろう。
これは、感情が引き起こす。
 
だから、感情的にも、
「この人からなら、買ってもいいかな」
と "納得" してもらうことも並行して大事。
 
 
注意なのは、
この納得だけを追い求めている「人に好かれる(だけ)」のタイプは、
説得感をもたせることができないので、
どこか内容自体に薄い印象を抱かせてしまったりもする。
 
なので、この2つがどっちも重要。
 
 
これは、努力してやるもの?
→そうっちゃあそうだが、受け手を思えば、自然にできるものじゃないか、とも思う。
 
良いものを提案したくなるし(これで説得感は自ずと生まれる)、
この良いものを知ってもらいたい、やってもらいたい、というこちらの思いを伝える(相手の納得感につながる)ことができると思う。
 
 
つまり、その人を愛せるか。
簡単にまとめちゃうと、ここが営業の仕事なのかもしれない。
 
 
だから、突然かかってくる不動産営業なんかは、
まず相手の何たるかもわからず、
 
「あなたの役にたちたい」
「お得な話があるんです」
これはまるで受け手の何も知らないで、誰にでも行っている。ビッチ。
ほんで、いらっとするんだと。
 
 
仕事上の関係、というのは、なんとも
薄っぺらく、温かみがないものか、って直感で感じてしまう。
 
この仕事をやめた後でも、
その人と飲みにいけるか、話せるか、
話したいと思ってもらえるか。
 
そんなことを考えて、仕事をしているこの頃です。